今も昔も、「食」は私たちの毎日に
深い関わりを持ってきました。
食は大切な栄養であり、
喜びと団らんの場でもあります。
だからこそ私たちの祖先は
工夫と知恵をしぼり、
食の深みを追求し続けてきました。
私たちの原点である醤油も、
そうして生まれた
すばらしい食品の一つです。
久原本家は明治26年(1893年)に「久原醤油」として出発し、
私で四代目になります。
入社した当時は、私自身が
一軒一軒醤油を配達していました。
そのときのお客様の
「ありがとう」の笑顔は、一生忘れられません。

食を通じて、もっと多くの人を喜ばせたい。
その一心で日夜勉強し、
今では総合食品メーカーとして、
多くの製品を世に出すまでになりました。
現在、創業から110余年が経ちますが、
創業200年を見据えて、地域に根ざし、
「本物」を追求し続ける会社でありたいと思います。
お客様と時代の求めるものを感じ、
そこで得た着想をもとに、
作り手の顔と心が見える素材を使い、
優れた技術で、信頼される品質の製品をつくる。
「本物」とは、こうしたものづくりの基本を
愚直に貫くことでしか、得られないと私は考えています。
「モノ言わぬモノに モノ言わす モノづくり」の信念のもと、
たとえ時間がかかっても、
人の心と手間をかけた、
本当に美味しいものを味わっていただきたい。
そして皆様に感動していただけたら、
これに勝る喜びはありません。
永きにわたり感動を生み続ける会社を目指し、
挑戦し続けたいと思います。