少人数から生まれる、 数々のヒット商品。

久原本家グループの中でも、特に注目されている『茅乃舎』ブランド。商品やブランドの企画メンバーは現在9人です。私が所属する部署で新企画を立ち上げて、毎年多くの商品を発売しています。去年は東京駅店(グランスタ丸の内)のオープンもあったので、例年以上に多くの新商品を発売しました。

ゼロから作る新商品の企画もあれば、既存商品のギフトパッケージなども考えます。直販ブランドならではのやりがいが大きくて、最初(商品企画)から最後(販売)まで自社で仕掛けられるのが面白い。「お客様にどう喜んでいただけるか」「どのように訴求したら販売につながるか」等課内でさまざまな意見を交わします。

こうした商品企画を始めとするマーケティング業務は、製造や店舗、流通営業などの経験を積んで、ようやく任されるのが一般的な流れでしょうが、ありがたいことに私は入社2年目から商品企画に携わるチャンスをいただきました。若手の声をしっかりと拾い、仕事に反映しやすい社風が、久原本家グループの魅力です。

新商品が完成。 嬉しくて、感動して、泣いた。

入社2年目の9月。初めて関わった企画が「商品」として手元に届いた時、職場の脇でボロボロと泣きました。企画の立ち上げから開発、検証などの過程で、お蔵入りすることも多々あります。商品への妥協をいっさい許さず、手間ひまをかけて作り上げます。コンセプトが固まっても、実際に試作してみたら原料に課題があったり、味作りで紆余曲折があったりと、思い通りにはいかないのが日常茶飯時。この分厚く高い壁を何十層も越えて売り場に並ぶまで、だいたい半年から1年くらいかかります。ようやく販売できた時の喜びはひとしおです。

マーケティング部門は正直なところ、企画以外に何かを生み出せるわけではありません。味を作るのは研究開発部門、製品にするのは生産部門、売るのは店舗販売部門、デザインはクリエイティブ部門。いろんな部署に協力していただいて、完成した商品がお客様の手元に届きます。久原本家グループにはすべてのセクションが揃っているからこそ、商品が完成した時には達成感だけでなく、「仲間への感謝」の想いが溢れてくるんだと思います。

日常にヒントを探して、 ヒットメーカーになる。

私の使命は、1品で数億円を売り上げるようなヒット商品を作り出すことです。入社前に思い描いていた、自分のアイデアを形にする仕事。それを『茅乃舎』ブランドで挑戦できるんです。周りに自慢できるヒット商品を作りたいと、野心を抱いて仕事をしています。

ヒット商品が生まれる背景にはいろんなパターンがあります。例えば、『茅乃舎』のあるシリーズでは、企画の段階では、反対の声も社内で多数あったそうです。ところが、その手軽さがお客様のニーズにマッチして一躍人気に。市場に即した企画がヒットする可能性もありますが、まだ世に出ていない潜在ニーズが鍵になる場合も少なくありません。

私の所属するマーケティング部門には、時短勤務をされている主婦の先輩社員が何人もいます。アイデアも考え方も多岐に渡り、数多くの商品を生み出していて、本当に尊敬します。でも、私にも自分にしか出せないアイデアがあるはずです。日常生活に隠れたヒントを模索しながら、蓄積したあらゆるデータをフル活用して、次の戦略と企画案を千本ノックの勢いで打ち出す日々です。